信頼度が高い
中古車を買取してくれる業者はディーラー、中古車販売店、中古車買い取り業者などたくさんあるのです。それぞれの業者も地域によっては数十社に上ることもあるでしょう。そんな中から見積もり業者を選ぶのは一苦労です。
中古車買取査定の見積もり業者選びのポイントの一つには、信頼度が高い業者を選ぶという方法もあります。買い取り業者は今やかなりの数に上りますが、その中には悪徳業者も少なからず含まれています。もちろん悪徳業者という位置づけではないけれども、評判のよくない買い取り業者もたくさん存在します。実際に見積もり額が高いからといって、知名度もない買い取り業者に査定依頼したところ、半ば強引に安く買い取られてしまった。振り込みの際に高い手数料を差し引かれ、結果的に振り込まれた金額は少額だったというケースも少なくありません。
こういったトラブルを避けるためには、やはり信頼度の高い業者に依頼することです。信頼度の高い業者というと、ディーラーや大手の買い取り業者など知名度の高い業者でしょう。もちろん知名度が高いからと言って100%安心というわけではありませんが、名前が全国的に知られていれば、なにも評判の悪くなるような強引な買取などはしないでしょう。中古車はしっかり売買契約が済み、お金を振り込んでもらって初めて安心できます。いくら見積もり額が高かろうと、最終的な買い取り額が低ければ何の意味もないのです。安心して取引をするためにはやはり信頼度の高い業者は候補の一つに入れておくといいでしょう。
見積もり査定額が高い
中古車を売る場合、少しでも高く買い取ってもらいたいと思うのは誰しも同じでしょう。そのためには最初から1社に定めず、複数の業者から見積もりを出してもらうのが最適です。
中古車買取査定の見積もり業者を選ぶ際には、その見積もり額が高い業者を選ぶという方法もあります。もちろん、あくまで見積もり額ですから、実際の買い取り額とは異なることも多々あります。たいていの場合は、ネットや電話で見積もりを出してもらった金額がその車の最高額だと思ったほうがいいでしょう。基本的にはそこから車の状態を確認して不具合があれば、その分をマイナスしていくのです。そのため、最初の見積もりの段階で明らかに見積もり額が低い業者は、それ以上になることがありませんからさけてもいいでしょう。
ただ、見積もり額が一番高いところ1社に絞ってはいけません。少なくとも2~3社に絞って、そのなかで競い合わせるのが望ましいでしょう。買い取り業者の中には悪徳業者も含まれています。知名度のある業者なら、たとえ見積もり額がそれほど高くなくても交渉してくれるところが多いのですが、知名度のない業者、特に悪徳業者の場合は見積もり額で勝負してくるのです。見積もり額で高く表示し、そこでお客様をつかみ、最終的には安く買い取っていくという手口なのです。そのため、見積もり額が高いからと言って、必ずしも買い取り価格が高いとは限らないのです。逆に見積もり額が高い業者ほど危険性が高いと思って交渉しなければいけないでしょう。
事故車・不動車に強い
車の状態は、不具合もなく、傷やへこみもないきれいな状態の場合だけではありません。人によっては事故を起こしてしまい、大きく損傷してしまっている車、もしくは修理をしても事故車扱いとなってしまっている車を売ろうとする人もいるでしょう。またはエンジンの調子が悪く、動かなくなってしまった車、不動車もあるでしょう。そういった事故車や不動車は、なかなか見積もり額が高くなりません。逆に、事故車や不動車は買い取りいたしません、という業者もあるのです。
事故車や不動車を売る場合には、業者選びも非常に重要です。よく「事故車だから引き取ってもらえるだけで御の字」とか「廃車費用を支払って引き取ってもらうしかない」と思う人が多いようです。ですが、業者によっては事故車や不動車でも比較的高く買い取ってくれる業者もあるのです。そんな事故車・不動車の見積もりを取る場合には、そういった事故車・不動車に強い業者を選んで見積もりを出してもらうといいでしょう。他の買い取り業者ではタダ同然の見積もり額の場合でも、事故車や不動車に強い業者に見積もってもらうと数万円~数十万円もの買い取り額がつくときもあるのです。
ただ、なかなか事故車・不動車に強い業者は見つけにくいものです。ネットでは見つけることは可能ですが、自分の家の近くで見つかるとは限りません。そのため一括査定サイトなどを利用して、手当たり次第見積もりを取ってみれば、きっと家の近くで事故車・不動車を買い取ってくれる業者がいくつか見つかるかもしれません。
代車サービスのあるところ
中古車を売る場合、ほとんどの人はそれと同時に新車または違う中古車を購入することでしょう。一番理想的なのは、中古車販売店に自分の車を売り、それと引き換えに違う中古車に乗って帰るという方法です。ですが、必ずしも一番高い見積もりを出した業者と、自分が乗りたい車が同じ業者になるとは限りません。というか、違う可能性が高いでしょう。
新しい車が先に納車され、その後にそれまで乗っていた車を売るのであればいいのですが、その期間が長ければ、自動車税や自動車保険料を多く支払うことになるでしょう。やはり納車されたその日、もしくは1週間以内に引き取ってもらうのが望ましでしょう。ですが場合によってはそれが逆になってしまうこともあります。なかなか新車購入の交渉が進まず、中古車の買い取りのほうがスムーズに進んでしまうと、今の車を先に引き取られ、その後に納車となってしまいます。どっちでもいいだろうと思うかもしれませんが、人によってはその期間、車がない期間が出てしまいます。都会なら電車やバスなど、公共交通機関を利用すればいいですが、地方のように車がなければ非常に生活が不便になる、出勤もできない、というところもあります。
そんな時のことを考え、中古車買取査定の見積もり業者を選ぶときには、代車サービスのあるところを選んでもいいでしょう。代車サービスがあるところは、次の車が届くまで無料で車を貸出ししてくれるのです。もちろん何ヶ月も貸してくれるわけではありませんが、1週間程度なら貸してくれるでしょう。
販売ルートが明確
中古車買取査定の見積もり業者を選ぶ場合、複数の業者に見積もりを出してもらい、その中から選ぶことでしょう。場合によってはその中に悪徳買取業者が混じっている可能性があります。そういった悪徳業者は比較的高い見積もり額を提示してくるものです。そういった業者に引っかからないためには、その業者の販売ルートがしっかりしているかどうかを見極めて選んでみるといいでしょう。
見積もり額が高い業者は実はその理由が明確なケースが多いです。特に、他の買い取り業者よりも高く見積もりを出すところは理由があります。その理由の一つが、販売ルートです。もしも中古車販売店であれば、買い取って車をそのまま店頭に並べますから、中間マージンがかかりません。一般的な買取業者なら買い取りをした後中古車販売店やオークションで出していくので中間マージン分見積もり額が低くなりがちなのです。また、事故車などは海外に販売ルートを持っている業者もあります。そのため事故車でも高く買い取ってくれるなど理由があります。また大手の買い取り業者なら、全国規模で販売するのですぐに売れる可能性があり、その分高く買取できるのです。
ですが、そんな明確な理由もなく、中古車買取査定の見積もり額が高い、しかも知名度のない買い取り業者は気を付けたほうがいいでしょう。見積もりの段階で高く査定し、最終的にはかなり安い金額で無理やり買い取ってしまうのです。契約しなければいいと思うかもしれませんが、悪徳業者は強引に契約を迫ったりするので、かかわりを持たないのが一番なのです。
連絡が早い
中古車買取査定の見積もり業者を選ぶポイントとして、連絡が早い業者を選ぶという方法もあります。見積もりを依頼する場合、ネットや電話を利用することでしょう。また、最近では中古車一括査定サイトで複数の買い取り業者に見積もりを依頼する人もいます。
中古車はできるだけ早く売るのが鉄則です。少し遅くなるだけで、見積もり額がマイナスになってしまうことがあるからです。ただ、自分がいくら早く行動をしても、買い取り業者のほうで行動が遅いと、どうしても契約はどんどん遅くなってしまいます。そのため、見積もりの段階で素早く連絡をくれる業者を候補にするのも一つの方法なのです。見積もりが早ければ、当然交渉を開始するのも早くなります。見積もりを出してくるのが早ければ、交渉の際の連絡も早い可能性が高いでしょう。逆に見積もり依頼をしても、連絡が1週間も経ってからくるようでは、その時点で1週間もロスしますし、交渉もスムーズに進むとは限りません。数社を選んで競わせようとしても、1社だけ連絡遅い業者があれば結果的に契約するのも遅くなります。車を買い替えようと思う人のほとんどは車検が近いからという人です。そのため、連絡が遅いと、場合によっては車検切れになってしまうこともあるでしょう。そうなると、せっかく買い取り価格を高くするつもりが、逆にマイナスになってしまうこともあります。
また、連絡が早いということは、それだけその買取業者が自分の車を買い取る意気込みがあると思えます。比較的連絡が早い業者が最終的に高い見積もり価格を提示してくれる可能性が高いのです。