※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

マイカーローン 自動車ローンの金利と審査

銀行マイカーローンで審査落ちした人がその銀行のカードローンに申込むのは可能?

更新日:

Pocket

自動車を買うために銀行のマイカーローンを利用したいと考えている人も多いのではないでしょうか?

銀行のマイカーローンは1%台〜4%台の低金利で借りることができるので、金利10%以上が当たり前のディーラーローンや、カードローンよりもかなり少ない負担で、自動車購入資金を借りることができます。

しかし、金利が低いということは審査が厳しいということでもあります。

銀行のマイカーローンの審査に落ちてしまったら、カードローンなど、他の方法で自動車購入資金を借りることはできないのでしょうか?

銀行マイカーローンとカードローンの違い、銀行のマイカーローン審査に落ちてもカードローンやフリーローンの審査には通過することができる人の特徴などについて解説していきたいと思います。

申込自体は可能

結論的にいえば、銀行マイカーローンの審査に落ちてしまったとしても、そのままカードローンに申込をすることは可能です。

むしろ、銀行もそうしてほしいと考えています。

銀行のマイカーローンの中にはそのまま申込ができるものある

銀行のマイカーローンには、申込フォームの中に「マイカーローンの審査に落ちたら、フリーローンやカードローンにそのまま申し込むことを希望しますか?」などのチェック項目を選択することができるものもあります。

下記は地方銀行のマイカーローン申込フォームですが、項目にチェックをすることで、マイカーローンの審査に落ちた場合、新たにフリーローンに申込をしなくても、マイカーローンの申込内容をそのままフリーローンの申し込みに反映することができるようになっています。

このように、わざわざ、新たに申し込みをするという面倒な手間をかけなくても、フリーローンに申し込みができるようになっているということは、銀行はマイカーローンの審査に落ちた人はフリーローンやカードローンに申し込みをしてほしいと考えているということです。

no image
三菱東京UFJ銀行マイカーローンの金利は安い?シミュレーションと仮審査も

三菱UFJ銀行マイカーローンの審査基準と金利!ネットDEマイカーローン 三菱UFJ銀行のマイカーローンの基本スペックは以下のようになっています。 目次1 金利が低い?三菱UFJ銀行マイカーローンの特徴 ...

 

マイカーローンの審査落ちは当該銀行では問題にならない

後述しますが、マイカーローンは審査が厳しいローンです。

そのため、銀行も、申込者の信用情報や属性によっては審査に通過することができない可能性は十分にあるということは分かっています。

審査が厳しいマイカーローンの審査に落ちてしまったとしても、同一銀行のカードローンやフリーローン審査では、マイカーローンの審査落ちは問題になりません。

「申込情報が多いと審査で不利になる」などとよく言われますが、その理由は、多くの申し込みをしている人は、お金に困った事情を抱えているかもしれないと懸念されるためです。

マイカーローンの審査落ちからの、同一銀行のカードローンやフリーローンへの申し込みであれば、カードローンやフリーローンに申し込みをした理由は明白で、決して「お金に困っているから」という理由ではありません。

このため、マイカーローンに審査落ち後に、カードローンやフリーローンに申し込みをしたとしても、その審査落ちは、マイカーローンやフリーローン審査では大きな問題にはなりません。

カードローンの審査基準さえ満たしていれば、マイカーローンの審査に落ちた人でも審査に通過することができる可能性はあります。

2つ申込書をもらっていました

筆者は銀行員時代、マイカーローンの相談に来た人が、属性や他社借入状況から判断し「この人はマイカーローンの審査に通らないかもしれないな」と思った時には、マイカーローンの申込書と、フリーローンの申込書を2つ顧客からもらっていました。

筆者が勤務していた銀行では、マイカーローンの審査落ち後に、そのままフリーローンやカードローンに申し込みをするということはできませんでしたので、最初からマイカーローンの審査落ちに備えて2つの申込書をもらっていたのです。

マイカーローンの審査に通過することができた場合には、顧客にフリーローンの申込書を返却し、マイカーローンの審査に落ちた場合には、即刻フリーローンの申し込みを保証会社に上げます。

この方法で、フリーローンの方では審査に通過することができたという顧客はかなりの数いたと記憶しています。

銀行フリーローンが低金利!
カードローンと比較して金利が低い理由と金利相場と利息計算シミュレーション

※フリーローンは目的別ローンとも言われ、目的を(自由に)定めてから申し込むローンです。
つまり「自動車購入資金として借りたいです」ということを明確にして申し込むローンとなります。

この点、カードローンは申し込み時点では利用目的は聞かれません。
また、審査通過後、融資実行の際(実際に借りる時)も「何に使うか」の申請は不要です。

この3つを審査通過の視点で比べると、
難:マイカーローン
中:フリーローン
易:カードローン
となります。

何にもしなければ、顧客はマイカーローンの審査に落ちた後は、自動車屋さんが窓口になる信販会社のディーラーローンに逃げてしまうので、せっかく来た顧客を逃さないためにも、マイカーローンの審査に落ちた場合のセーフティネットを張っていたのです。

銀行マイカーローンの審査と金利!ディーラーローンとの違い比較を元銀行員が語る

もちろん、銀行からこのような申し出がなくても、マイカーローンの審査に落ちた後にカードローンなどに申し込みをすることは可能ですし、審査に通過できる可能性もあると思います。

では、マイカーローンとカードローン審査の違いはどのような点にあるのでしょうか?

 

マイカーローンとカードローン審査の違い

マイカーローンとカードローン審査の違いについて説明する前に両方の審査の共通点について解説したいと思います。

両方とも、信用情報がブラックになっている人は審査に通過することはできませんし、他社借入件数が2件以上あると審査通過は難しくなります。

また、他社借入と合わせて年収の3分の1程度までしか融資を受けることはできません。

これら、共通して審査に通過できないポイントに該当してしまっている人は残念ながらカードローン審査に通過することもできません。

では、マイカーローンはカードローンと比較して、どのような点を審査で厳しく見ているのでしょうか?

そもそもリスク許容度が全く違う

カードローンもフリーローンも審査はコンピューターによるスコアリングという方法で行なっています。

スコアリングとは、申込者の情報を点数化して、申込者のリスクを測り、そのリスクがローンに設定されたリスク許容度以下であれば、審査通過とする審査です。

カードローンとマイカーローンではリスク許容度は全く異なります。

銀行の個人向けローンは、カードローンであろうと、マイカーローンであろうと、保証会社の保証が必ずついています。

保証会社は万が一融資金が返済されない場合には、融資金の残金を保証会社に立て替える代位弁済を行います。

この代位弁済によって、保証会社付きの融資において、最終的なリスクを負うのは、銀行ではなく保証会社ですので、銀行ローンの審査を行うのは「銀行ではなく保証会社」と言われるのです。

そして、保証会社は保証料収入の範囲内までしかリスクを負いません。

通常、銀行ローンの保証を行なって、保証会社に入る保証料収入は金利の3割〜半分程度と言われていますので、金利14〜15%カードローンであれば、4%〜8%程度が保証会社の保証料収入になります。

つまり、リスク8%までの人しか、銀行カードローンの審査には通過することはできないのです。

一方、マイカーローンの金利は2%〜5%程度と低いですので、保証会社の保証料収入は低い場合に1%程度で、リスク1%の人しか審査に通過することができない場合もあるのです。

カードローンでは、8%のリスクまで背負うことができるのに対して、マイカーローンは1%〜2%程度のリスクしか背負えないので、そもそも、保証会社が許容することができるリスクは全く異なるのです。

例えば、審査の結果、リスク5%の人は、マイカーローンの審査には通過することができなくても、カードローン審査には通過することができるのです。

正社員でないと審査には通らない

マイカーローンは、原則的に正社員でないと審査には通過することができません。

銀行によっては「前年度年収200万円以上」というような申込基準が設けられていることもあり、マイカーローンは「正社員で一定以上の年収を稼いでいる人向け」のローンということができます。

一方、ほとんどのカードローンにはこのような年収基準は設けられていません。

マイカーローンは勤続1年以上は必要

マイカーローンは勤続年数1年以上は必要になります。

1年以上勤務し「今後も安定的に現在程度の収入を獲得していく」と判断される人でないと審査通過は難しくなります。

できれば、3年以上あった方が、勤続年数が引っかかり審査に落ちてしまうということは防げるでしょう。

クレジットヒストリーもマイカーローンは厳格

ブラックでもない、他社借入もない、という人が意外と審査で引っかかってしまう場面が、クレジットヒストリーです。

カードローンよりもリスク許容度がかなり低いマイカーローンは、特にこの点について、カードローンよりも厳しく審査をしているものと思われます。

クレジットヒストリーとは、信用情報に記録されている、クレジットカードや他社借入などの支払履歴で、過去24ヶ月分、支払いに遅れたのか、期日を守ったという情報が記録されています。

カードローンなどの審査が緩いローンの審査であれば、クレジットヒストリーに多少の遅れがあっても、他の情報に問題がなければ審査に通過することができる場合もあります。

しかし、審査が厳しいマイカーローンでは、年に1、2回程度のたまに入金を割れてしまったというような支払いの遅れでも審査に通過することができない場合があります。

 

マイカーローンの審査に落ちてもカードローン審査に通る可能性がある人

このように、マイカーローンの審査の方がカードローンの審査よりもかなり厳しくはなっています。

しかし、マイカーローンの審査基準を満たすことはできないけど、カードローンの審査基準を満たすことができる人であれば、カードローンは借りることができる場合があります。

マイカーローンとカードローン共通の審査落ちの基準に該当しない人で、以下のような人であれば、カードローンの審査には通過することができる可能性があります。

パートやアルバイトの人

マイカーローンは、正社員でないと審査通過が難しいので、パートやアルバイトの人は、カードローンであれば審査に通過することができる可能性があります。

筆者は銀行員の時には、パートやアルバイトの人からはほぼ必ずフリーローンの申込書ももらっていました。

勤続年数3年未満の人

勤続1年未満の人もマイカーローンの審査に通過することが難しい人です。

また、勤続年数が1年以上でも、企業規模が小さいような場合には、所得が不安定と判断されて、マイカーローンの審査に通過することができないこともあります。

このため、勤続年数3年未満でマイカーローンの審査に落ちた人は、基準の緩いカードローンであれば、審査に通過することができる場合があります。

クレジットカードや借入金の返済にたまに遅れている人

先ほど説明したように、マイカーローンはクレジットヒストリーにたいする姿勢もかなり厳格です。

クレジットカードの支払いを期日通りに行なっていないという自覚があってマイカーローンの審査の落ちた人は、年に3〜4回程度の遅れであれば、カードローン審査に通過することはできる可能性はあります。

ただし、現在延滞中という場合には、絶対に審査に通過することはできませんので延滞を解消してから申し込むようにしましょう。

 

※カードローンでの借り入れを考えてみたい方は、できるだけ低金利で借りるようにしてください。
参考:銀行借入金利一覧表!個人向けカードローン<今年の最新版>安い利息が一番1番

 

まとめ:申し込みは審査が厳しい順に

銀行のマイカーローンの審査に落ちても、より基準の緩いカードローンやディーラーローンの審査であれば通過することができる可能性はあります。

銀行のマイカーローンの審査落ちは、カードローンやディーラーローンの審査でマイナスにはなりません。

銀行マイカーローンの審査に落ちてしまってから、カードローンやディーラーローンに申し込むことには合理性があるためです。

しかし、この逆には注意してください。

カードローンに審査落ちしてしまった人がマイカーローンの審査に申し込みをしても審査通過は厳しいですし、ディーラーローンには特に注意が必要です。

ディーラーローンには減額回答がないので、希望する車の金額が本人の属性や信用から見て高すぎる場合には、審査落ちとなります。

例えば、100万円の審査には通過することができる人が150万円の申し込みをして、150万円は審査に通過できない場合には審査落ちとなり、信用情報には審査落ちの情報が記録されてしまいます。

銀行のマイカーローンやカードローンには減額の回答があるので、このような場合には、100万円に減額されて審査に通ることがあるのですが、ディーラーローンの審査落ちの記録がついてしまった後は、100万円すら審査に通過することができない場合もあります。

自動車購入の際には、審査難易度が高いものから低いものの順番で申し込みをするようにしましょう。

 

※カードローンでの借り入れを考えてみたい方は、できるだけ低金利で借りるようにしてください。

-マイカーローン 自動車ローンの金利と審査

Copyright© ミニバン博!子育て家族のミニバン選び&子供とアウトドア外遊び , 2024 All Rights Reserved.